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【名古匠コラム】モダンなオーダーデザイン畳を生み出す匠

なごやのつくりてvol.3 山田一畳店

 

こんにちは!
ラグーンの平野です。
 
台風が続いてますが、
みなさまご無事でいらっしゃいますか?
 
 
まだ暑さの厳しい日、岐阜県羽島市にある、
山田一畳店さんにおじゃましてきました。

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今回お話を聞かせてくださったのは山田さん。
 
東京で住宅関係を中心に、家具作りを含めたお仕事を10年ほどされて、
ご実家である、山田一畳店に戻ってこられたのだそう。
なんと、山田さんで5代目! 
 
 
 
山田さんの作る畳の特徴は…
何と言ってもコチラ!
 
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説明するより見た方が早い、ということで
勿体ぶらず早速写真を載せちゃいます。
 
 
私もこんな畳は初めて拝見しまして、ひたすらにびっくり。
幼い頃から畳が身近にあって、東京や海外で住宅を見てきた山田さんだからこそ、
生み出せるオーダーデザイン畳!かっこいいですね〜
 

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 「戻ってきて、友人から仕事を受けて、そこで初めて畳の新しい形に可能性を感じたんですよね。」
 
 
見る角度によって光の当たり方が変わり、
畳の表情が移ろう姿に思わず「おお〜〜!」と歓声。
 
「壁に絵を飾るのではなく、床に絵を飾る感覚で使ってもらえたら」
 
純和風の住宅が少ない現代でも、 
こちらの畳であれば、住居に溶け込むだけでなく、
他の家では見ない、モダンなアクセントになりますね。
 
 
 
 
ちなみに!
工場見学もさせていただき、
畳の香りで溢れる現場にお邪魔させていただきました。
 
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どっさりと置かれた藁(わら)。インパクトがありますねえ。
 
 
これだけの藁、どこから運ばれてくるのか?
なんとご近所の田んぼから…とのことで、
藁って稲の葉と茎を乾燥させたものなのだそうです!
 
私、お恥ずかしながら知らなかったです。びっくりびっくり。
穂はお米となって身体に、葉と茎は畳となって住空間に、
無駄のないうつくしいサイクルですね〜。
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しかも畳の一番表側の部分である「畳表」は
裏面約10年、表面約10年で張り替えて使われるそう。
 
現場にいる山田さんが誰よりも感じているのは、畳の著しい減少。 
畳の枚数はここ20年で3分の1(※1)に、
畳のある部屋が、昔だったら5~6部屋あったのが今はあっても1部屋。
 
長く続いてきた日本固有の文化を、ここで新しい形にして次世代にも
知ってもらいたい!という気持ちで畳を作り続けているのだそうです。
素晴らしいですね〜。。
 
 
 
広く認知してもらうためにどうしようか?という話では
海外の展示会にも出したい!
畳を使ったワークショップをしてコミュニティを作りたい!
体験を通じて畳を知るのが面白そう!
とアレコレアイデアが湧いて盛り上がりました。
 
山田さんと何か面白いコラボができるといいなあ。
 
 
 

 (※1)熊本県い業生産販売振興協会の調査による。

 
@hirano

 

 
山田一畳店