先週はハロウィーンでしたね。
日本でハロウィーンがこんなにも盛り上がるとは思いもよりませんでした。
さて、日本にもハロウィーンのような風習があるのをご存知でしょうか?
それは、1ヶ月前の中秋の名月に催される「お月見泥棒」です!
私は名古屋に来るまでお月見泥棒の存在は知りませんでしたが、
日本各地にある風習だということなので、
ご存知の方もたくさんいらっしゃることだと思います。
お月見泥棒の起源は、中秋の名月の際にお供えするお団子を狙って、
こどもたちが色々画策したのが起源だそうです。
今では、「お月見泥棒ですー!」などといって各家庭をまわってお菓子をもらうという、
小学生にとってはワクワクドキドキなイベントに!!
日本各地のお月見泥棒を調べたサイトを見ていると中々楽しいものでした。
全国津々浦々、住むところは違えども
こどもたちは甘いものを求め、思考をめぐらせていたのだと思うと、
なんだか顔がほころびます。
参考HP http://www.geocities.co.jp/NeverLand-Mirai/8980/tukiminihon3.htm
実は、このお月見泥棒が廃れてしまっていたのを復活させた地区もあります。
希薄になってしまった地域の交流を、
お月見泥棒によって活性化させるという取り組みです。
なるほど、こどもたちが原動力となり地域を結びつけていくかたち。
バーチャルではない、リアル社会でのつながりは
こどもにも大人にもいい影響を与えそうです。
さて、その都度ご紹介していますが、私たちはSGDRの活動の一環で
色々なものづくりをしています。
目に見える「もの」が先行しがちですが、
私たちがつくりたいのは、それから生まれる「こと」。
未来への物語を紡ぎ出すお手伝いをしたいと思っています。
お月見泥棒から地域がつながっていくように、
社会や企業をSGDRによって、いいカタチでつなげていきたいな、
と考える今日この頃です。
@hibino